6V6GT 強NFアンプ その2



【強NFアンプの安定化】


6V6アンプですが、音は良いのですが、安定度が非常に悪いです。電源スイッチを入れてからどんどんドリフトしていくし、まあ安全側にドリフトするので別にいいのですが、やはりなんとかしたいものです。また、電気スタンドを点灯するだけでプレート電流が5%ほど変動するのはやはり望ましいとは言えないものがあります。



【DCサーボをかける】

そこで、NFBを用いたDCサーボをかけてみました。VRの数が2個になり調整が大変ですが、安定するのでいい感じです。
6V6のプレート電位を280Vとし、OPT 1次側ベースで増幅率270倍を確保します。帰還ループにはおおむね1mA流れる事になり、1KΩの下側を-1Vにつなげば、DCと信号を矛盾なく帰還できるはずです。

-1Vは-33V(unregulated)を抵抗分割(これがミソで、AC100Vの電源電圧変動の処理を狙っています。)し、2SA1152のVBEを上乗せして得ています。

なんだか、アンプなのか定電圧電源なのか良くわからなくなってきましたが、気にしないようにします。また調整も半固定抵抗が2個になり、格段に面倒になりますが、そこそこで妥協するようにすれば問題ありません。基本的には50Kを回して必要なプレート電流に近付け、10Kを回して反転入力のグリッド電位を0に近付けるようにするのですが、これを両チャネル交互に要領良くやる必要があります。

まあ、超三とちがって、こんなアンプ作りたいと思う人はいないでしょうから、調整方法等詳しく書きません。

6V6GT 直結強NFアンプ


電源部も若干の変更を加えました。まあたいした変更ではないです。

6V6GT 直結強NFアンプの電源部






【試聴】

これで、安心してエアコンをつけたりできます。めでたしめでたし。



June.29, 2002



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